目の中にレンズを入れて視力を上げるICL…という手術を受けてきました!
前の記事では、申し込みから検査、そしてICL手術前日までの流れについて体験を書きました。
今回は、手術当日の流れと、術後の見え方について書いていこうと思います!
受付
10:30
予約時間は11:00からですが、手術費用(26万円)を分割払いにするための申込書を書くために、30分前に来るように案内されました。
分割払いの申込には住所や生年月日、連絡先の他にも口座、勤務地や年収などを書く欄がありました。審査があると案内があったので、ちゃんと払えるかを確認するためだと思います。余談ですが、賃貸契約をする時にも年収欄を記入しましたが、その度に「もっと収入を上げたいなぁ」と現実を突きつけられます。
検査
10:40
さて、記入が終わると20分ほど待機…。その間に、目に異常がないか検査がありました。2、3個ほどの機械で目の状態を確認すると、20分に1回注す目薬を渡されます。その後受付から呼び出しのアナウンス。分割払いの審査が無事に通ったようです。(よかった…!)
手術まで待機
11:30
検査が一通り終わると、手荷物やスマホなどの貴金属は全てロッカーにしまい手術前の待機室へ案内されます。この部屋では5分〜10分ごとに目薬を注されます。12:40まで目薬を注され続けたので、おそらく一生分の点眼のうち8割をしたのではないかと思います。
暇な時はついスマホを触っていた現代人なので、一時間以上何もない部屋でじーーっとしているのは堪えました。
この時に麻酔の目薬も注されます。目に膜が張られる感覚で、不思議な感覚でした。
手術の説明
12:40
手術を担当する執刀医から手術にあたっての諸注意を聞きました。
目に麻酔をしているが動かせるため、手術中は一点を見つめていてくださいとのことでした。視界にメスが見えるのかと思うと恐怖でしたが、実際にはほとんど見えませんでした笑
手術室へ
13:00
名前を呼ばれて、ついに手術室の前に案内されました。
抑うつ状態と診断され、ここまで来るまではハイになっていましたが急に不安に駆られました。痛いかな、失敗したら…なんて気持ちもよぎりましたが、リスクを受け入れて視力が回復した世界で生きたいという自分の意志で手術を受けることにしたんだと意識を保ちました。
15分ほど経ち、ついに手術室に入りました。
手術開始
13:20
手術室には、歯医者にあるような椅子がありました。違うところといえば、5人ほどのスタッフと椅子の上に設置された仰々しい機械です。これから始まる手術の風景が目に浮かびました。
指示通り椅子に座ると、背もたれが倒され仰向け状態になります。ここからは怒涛でした笑
目を閉じないようにする器具を取り付け、麻酔の目薬を追加で注します。しみなければ麻酔完了のようで、手術がスタートしました。
器具で開きっぱなしの目が乾かないように、常に目薬と水が当て続けられるため、視界は水の中でした。メスが入っても全く痛みもないためいつの間にか手術が進んでいきます。気がつけばレンズも挿入され、体感的には2〜3分で片目の処置が終わりました。(実際は片目10分ほどかかっています)
間髪入れずにもう片方の目にも器具を取り付けられますが、片目をクリアしている自分はもう何も怖くありませんでした。むしろ、絶叫マシーンの2週目の感覚といいましょうか…。
惚れ惚れするようなスタッフの連携で無事に手術が終わり、椅子のリクライニングが元に戻ると、もう普通に目が見えていました。
安静タイム
13:40
手術後は1時間ほど安静にする必要があるようで、リラックスシートのような椅子に案内され、そこで待機です。10時から飲まず食わずで喉がカラカラでしたが、水と飴が提供されました!緊張から解き放たれた時のあの水の味は忘れないだろう。
この時は少し視界がぼやけたが、明らかに視力が上がっていました。
常に目に水を当て続けられていたからか、目に水が溜まっている感覚がありました。そっと備え付けのティッシュを目に当てたら赤い液体が付いていました…。これ、血!!?と思いましたが、見なかったことにして目を閉じて待機時間の終了を待ちました。
今後の説明
14:30
スタッフに声をかけられ、目を覚ますと待機時間が終わっていました。
今日から目を守るために1週間は保護メガネの装着と、寝る時には眼帯の装着をするように説明がありました。
また、目薬が3種類処方され、1時間に1回、しかもそれぞれの目薬を注したら次の目薬まで5分以上空けるようにという代物でした。これが意外と大変笑
解放
14:40
手術が終わり、荷物を回収して外に出ました。そこには視力が回復して生まれ変わった自分がいました。
まとめ
ICLの手術の流れは以上でした。
目薬を注し続けるのは大変で、保護用メガネと寝る時の眼帯は邪魔だったので、早く1週間経たないかな〜とワクワクしていました!
翌朝、目が覚めた時は文字通り世界が変わっていました。一瞬、コンタクトレンズをしたまま寝ちゃったけ?と思うくらい、クリアな視界が手に入りました!!
目は押すと少し痛いですが、異物感は全くありません。
今後の記事では、ICLの翌日以降の検査や見え方について触れていきます!
読んでいただきありがとうございました!
コメント