【自由と責任】28歳独身メンタル男性の一人暮らし18ヶ月の実態

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うつ病・パニック障害を発症しながらも、とにかく明るく楽しくを目指して生活しています! ライフハックや勉強していることや関心ごと、休職中の生活の実態などをブログを通じて発信します。社会福祉協議会・地域包括支援センターで社会福祉士としての経験があり制度の紹介や個別の相談も受けられます!現在は簿記2級の勉強とせどり挑戦中✍️

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 みなさんは一人暮らしをしたことがありますか?
 私は26歳の夏から始めて18ヶ月が経過しました。一人暮らしを通して感じたメリットやデメリット、そして現在28歳になったアラサー男性のリアルな一人暮らしの実態をご紹介します。
 どこかの層に需要があれば幸いです。

一人暮らしのメリット 

1 何をするにも自由

 一人暮らしを考えたことがあるなら一度は憧れるのが「自由だと思います。実家にいた頃は何をするにも「親の目」があり、いい歳の男に「今日はどこいくの?」などと聞かれることもしばしば…。そして朝昼夕飯を合わせたりや「掃除をしなさい」などと言われたことがある方なら、それらからの解放を夢見るものでしょう。

2 友達なども好きに呼べる

 一人暮らしの醍醐味といえば、人を呼んで宅飲みや鍋パーティーなど、家が集会所のようになることです。…と大学生時代の印象で言っていますが、社会人になると家に集まる機会はめっきり減ってしまうものですね。
 ただ、交際相手がいる場合は「お家デート」という素敵なプランも立てられるのではないでしょうか。

3 勉強や趣味がはかどる

 実家にいるとゲームや読書などをしている時に家族に呼ばれるなど、何かしらの妨害を受けることがあります。一人暮らしをするとそんな妨害からもフリーになり、作業に集中できます。さらに、自分の家は全て好きなようにカスタマイズできるため、最高な空間で好きなことができるのは一人暮らしならではです。

4 メンタル不調の時一人の空間ができる

 私は抑うつ状態とパニック障害と診断されて休職したことがあります。発作が出ていた時は人の話し声や近くに人がいると思うだけでも心が休まらないことがありました。実家にいる時も家族の声や声をかけられることに神経を使っていましたね…。

 一人暮らしで完全に一人の空間を手に入れた時、初めて心からゆっくりしていることが実感できました。重いメンタル障害の場合だと一人は危ないことがありますが、私には合っていると思います。

一人暮らしのデメリット

1 お金がかかりすぎる

 人間って生きるだけなのに、こんなにお金がかかるのか…と驚きました。一人暮らしの部屋で1Kを想定しても、家賃は7万円前後、東京都もなれば10万円を超えることも珍しくないです。さらに水道光熱費やスマホ・ネット回線代、日用品に食費…と収入の大部分を持っていかれます。

 具体的には私は毎月の支出が16万円程度ですが、実家にいた頃は家にお金を入れてた額を含めても10万円を超えることは少なかったです。

2 孤独との戦い

 一人暮らしをしている人に聞くと、「孤独」という言葉がよく返ってきます。実家にいるときは煩わしいと感じていた声や生活音も、一人暮らしになると自分が発している音しかなくなります。
 一番孤独を感じる瞬間は友人などの来客が帰った後。シーーーーーーンと静まり返っていて、一気に寂しさが襲ってきます。

3 風邪を引いたときの絶望感

 孤独との戦いにも通じますが、風邪を引いたときは「死」を覚悟します。私は1月にコロナウイルスに感染し、39度近くまで熱が上がりました。ゼリー飲料やお粥、うどんなどの備蓄はあったのですが、怠い体を引きずって洗濯などもしなければならなかったので大変でした。

 余談ですが、ギックリ腰になった時は「終わった」と思いました。

4 家事の大変さを知る

 両親が共働きだったので中学から大学までの期間は私が家族分の夕飯を毎日作っていました。一人暮らしをしても家事は問題ないだろうなんて軽くみていましたが現実は甘くなかった。
 自炊を始めとし、何もしなくても積もる埃、日に日に溜まって主張が激しくなる洗濯物、気を抜くと一瞬で大量発生するカビ、水回りの地獄絵図etc…。仕事をしながら家事をすると、自由な時間がほとんどなくなっていることに気がつきました。

 掃除はお掃除ロボット、洗濯はドラム式乾燥機付き洗濯機を使うことで負担が減りましたが、これらを育児と並行してやっている世の親世代はすごいなぁと本当に尊敬します。

5 近隣ガチャ

 怖いですよね、近隣トラブル。せっかく最高の物件を見つけても、隣の家がうるさかったり、近隣とのトラブルが起こったりすると一気に生活の質は下がります。過去には騒音がきっかけで事件にまで発展したというニュースもやっていました。私の家は隣人がコールドスリープでもしているのでは?と思うくらい物音がしませんが、逆に迷惑をかけていたら…すみません。笑

6 食べ物が偏りがち

 これも一人暮らしあるあるだと思います。最初のうちは「今日は何を作ろうかな~」と凝った料理をしようと息巻いたり、珍しい調味料を買ってみたりしました。が、小慣れてくると同じようなものしか食べていないことに気がつきます。
 一人暮らし歴が長い友人は週3回はうどん、週3回はパスタを食べていると言っていました。ルーティーン化してしまうと楽ですが、栄養は気になりますよね笑
ちなみに私は、冬場は週に4回は土鍋の出番があります。どすこい。

一人暮らしを始めたきっかけ

 私が一人暮らしをしたいと考え始めたのは社会人になってからでした。家族仲は恵まれていましたし、何不自由なく生きてきたと思います。しかし、自分の生活を自分だけつくってみたいという気持ちが日に日に大きくなっていました。実際には学生時代も憧れはしましたが、学校が実家から近く、金銭的にも余裕がなかったので実家に甘えていました。

 新卒で入った会社も給料が低く、一人暮らしは現実的ではないため断念。26歳までには一人暮らしをしたいと考えていた私は、25歳で転職し、その1年後に一人暮らしの夢を叶えました。

 周りの友人も一人暮らしが多く、いつまでも実家にいるのに焦りを感じていた自分もいました。いつか結婚するなら、それまでに一度くらいは自立した生活を経験しておきたいし、何より楽しそうという好奇心のまま物件を探しました。

28歳の一人暮らしの実態

1 働いている場合は家と職場の往復で終わる

 会社員時代は朝6時前に起きて支度、7時20分ごろには出発して、仕事。帰ってくるのは早くても19時ごろで、そこから夕飯に風呂に家事に…時計を見ると22時を超えているという毎日です。ここに資格の勉強やブログなどの時間を捻りこむともう翌日がやってきています。

2 完全にルーティン化している

 何をしようかと考えているだけで1日があっという間に終わってしまうため、ほとんどの行動はルーティン化しています。起きる時間、体重と腹囲測定、瞑想、ストレッチ、朝食、シャワー、支度という朝のルーティンや、帰ってきてからも機械のようにやることをこなします。

 そして空いた時間でぼーっとする時間をなんとか作り出すというのが毎日の目標でした。最高ですよ、ぼーーーっとするのは。

3 外食は月に1回程度

 上に書いた通り、一人暮らしは何かとお金がかかります。「孤独のグルメ」のゴローちゃんのように毎日のように外食して豪遊できればいいのですが、それをやってしまうと家計は火の車に…。
 なので外食は本当に食べたいと思った日にだけ食べるようにし(予算を組んであります)、それ以外は質素に暮らしています。

 なお、友人と会っている時は別です笑 「交際費」として、遊ぶ時はしっかり使って、それ以外は引き締める、というスタンスです。

4 自炊+惣菜が攻守最強

 外食はお金がかかるけど、フルで自炊するのは体力的にも時間的にも大変。そんな時、惣菜が重宝します。スーパー等の惣菜は個数も入って比較的安いので、食べ切らない分は冷凍して別の日に食べることがきでます。
 米は家で炊いて、サラダは作り、おかずは惣菜というようにプラス一品として活用するとレパートリーも増えてコスパも良いです。
 意外と惣菜の方が作るより安かったりもする…。

5 体型維持に抗う日々

 一人暮らしを始めて好きなものを好きなだけ食べられ、さらに運動するのも完全に自己責任!となると、あっという間に太ります。友人も一人暮らしを始めてから体重が3桁に乗ったそうです。(コンディションがいい時は煩悩の数=108kgまでいくそうです)私も昔は太っていて、5年くらいかけて10kg痩せたので、もう太ってたまるかと抗う毎日です。
 でもお酒はやめられそうにありません。

一人暮らしは人生で一度は経験すべき

 ここまで書いてきましたが、私としては「人生の経験としても一度は一人暮らしを経験した方がいい」と思いました。
 親元から離れて自分の力で生きていこうとすると、今まで親が当たり前にやっていたことが初めての体験になります。物件探しから始め、引越しの準備、引越し後の役所等での手続き、そして毎日の家事など、全てが生きていく上で必要な知識でした。
 これをいざ結婚の時に始めてやると思うと、グッダグダになっていたと思います。

 この記事を読んで一人暮らしに興味を持った方、またメンタル不調などで一人暮らしに不安がある方はぜひご相談ください!一人暮らしライフをエンジョイしましょう!

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